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刑事事件専門 弁護士中澤剛のblog

2014年2月13日

人はなぜ犯罪を犯すのか・・・逮捕に強い東京の刑事事件専門弁護士中澤剛

author:弁護士 中澤 剛

人はなぜ犯罪を犯すのか。

それを研究するのが、犯罪原因論という学問です。

有名な「ブロークン ウィンドウ理論」も、犯罪原因論の一つです。(町に壊れた窓が放置されているような状況では、犯罪が起きやすいが、逆に、そういう壊れた窓を修理して秩序ある町並みを築けば、犯罪発生率は減るというもの。)

犯罪原因論は、興味深い研究がたくさんあります。

例えば、19世紀のリヨン環境学派は、犯罪の原因を環境に求め、「社会は犯罪の培養器であり、犯罪者はバクテリアである」と主張しました。「犯罪者はバクテリア」という表現の過激さが鮮烈です。

体型によって犯罪者かどうかが決まるという説もあります。クレッチマーという人は、人間の体型と性格、気質とを関連づけましたが、このクレッチマーの研究をもとに他の研究者が行った調査によると、犯罪者は肥満型は少なく、細長型が多いのだそうです。
私も、自分の刑事弁護の経験からいうと、あまり太った人はたしかにいなかったような気がします。。。あくまで感覚ですが。
この点は、友人や先輩の刑事弁護人にもいろいろと聞いてみたいところです。

遺伝と犯罪の関係の研究も面白い。
一卵性双生児は遺伝子が同じで、二卵性双生児は遺伝子が違う。他方で、双生児はいずれも同じような環境で生育したものと考えられるから、二卵性双生児と一卵性双生児の犯罪率が異なれば、犯罪は遺伝に影響を受けると判断できるという考え方に基づく研究です。
ドイツのランゲという人によれば、刑務所に収容されている犯罪者のうち、双子の一方を見つけて、もう一方が犯罪を犯しているかを調査したところ、一卵性双生児は13人中10人が犯罪を犯していた。他方で、二卵性双生児は17人中2人しか犯罪を犯していなかったそうです。
この研究結果を聞くと、遺伝というものも、犯罪に影響するのではないか、と思わされるところです。少なくとも、一因にはあるようです。どうも現在ではこのような研究は犯罪原因論として支持を失っているようですが、私としては興味深いところです。

その他、いろいろな説がありますが、結論としては、遺伝や教育・環境や本人の意識等、多様な要素が原因となっているというところが正しいのであろうと、身もふたもないのが私としては現在のところの結論です。

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カテゴリー:刑事事件 comments(0) 10:55 PM 

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