本文へスキップ
逮捕されたら少年事件・刑事事件に特化した弁護士が所属する日本橋淡青法律事務所へ

TEL. 03-6231-0762

〒103-0025 東京都中央区日本橋茅場町1-2-12
共同中央ビル5階52

刑事事件専門 弁護士中澤剛のblog

2014年1月15日

季刊刑事弁護77号・・・逮捕に強い東京の刑事事件専門弁護士中澤剛のブログ

author:弁護士 中澤 剛

またまた季刊刑事弁護、新人賞に関して。

優秀賞が二人(最優秀賞は前回紹介した一人)いらっしゃるが、そのうちの2つ目、大阪のJ・A弁護士の事件もすごい。

事案は、ある窃盗の被疑事件。
接見で無罪を確信するが、どうしてもそれを裏付ける証拠が見つけられない。
結局検事は起訴してしまいます。

起訴による有罪率99%を超える日本。
無罪の推定と言っても、そんなものは現実問題としては日本の刑事司法には存在しない。
この被疑者も、この弁護士がいなければ、冤罪で100%有罪判決を受けていたことでしょう。
無罪の立証責任は、現実には、日本の刑事司法では弁護士にある。
100%無罪、という証拠を示さないと有罪判決を食らってしまう。

この事件では、執念の証拠探しが実って、無罪の確実な証拠を見つけ出し、検事が公訴を取消(起訴の取消)した、という事案。

この弁護士は素晴らしいのですが、この弁護士の執念の努力がなければ、間違いなくこの被疑者は有罪となっていました。
そう考えると、恐ろしいことです。この弁護士は、執念で100%無罪の証拠を見つけ出しましたが、もしその証拠を入手できなかったら、一巻の終わりなのです。

こうして、無実の人が有罪のレッテルを貼られてしまうシステムというのは、どう考えてもおかしいと思います。
日本人で、「裁判官が有罪を下したけど、本当は無実に違いない」そう思ってくれる人は、100人に1人もいないでしょう。
裁判所が有罪と認めたら、誰もが、「あいつはやったんだ」と思う。
でも、そうじゃなくて、無罪の人がいる。有罪判決を受けても、無罪の人がいる。

その人の人生を思うと、そんなことがあっては絶対にならないと思います。
そのために、刑事弁護人は研鑽をつまねばならんと思います。

☆当ブログは,東京都内,千葉県内における刑事事件,少年事件に強い,日本橋淡青法律事務所が運営しています。

 


カテゴリー:刑事事件 comments(0) 12:02 AM 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

刑事事件・少年事件・逮捕に強い弁護士が所属する日本橋淡青法律事務所
にほんばしたんせい ほうりつじむしょ

〒103-0025
東京都中央区日本橋茅場町1-2-12
共同中央ビル5階52

TEL 03-6231-0762
FAX 03-6231-0763
逮捕されている方のご家族専用緊急連絡先:070-5588-0763