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刑事事件専門 弁護士中澤剛のblog

2014年3月6日

犯罪被害者の感情・・・逮捕に強い東京の刑事事件専門弁護士中澤剛

author:弁護士 中澤 剛

私は、一度だけ犯罪被害者の経験をしたことがあります。

罪名は、住居侵入窃盗(通称ジュウシンセットウ)。

父の単身赴任先へ母と遊び行っている時に、事件は起こりました。
家族で買い物に出かけ、父の借りていたアパートに戻ったとき、玄関のドアがなぜか半開きなのです。
おかしいな?と思って警戒しつつ中に入ると、家の中はもうグチャグチャに荒らされていました。

お金等いろいろな物が盗まれました。
冷静になってよく見てみると、泥棒の手口は、玄関のドアの鍵ごとぶっ壊すという荒々しい手口でした。
私も、10万円くらい盗まれてショックでした。

しかし、お金が盗まれたことよりも、最大の被害は、心理的な被害です。
その日以後、外出先から父のアパートに戻るたびに、その帰り道で、ドアが半開きのシーンが脳裏をよぎるのです。
そして、また誰か家を荒らしているのではないかという不安にかられてしまうのです。
家について、玄関を見て、ちゃんと鍵が閉まっていてやっと安心する、事件以後、毎日その繰り返しでした。

記憶と場所というものは、密接に結び付きを持っているようです。
自分の小学校に行けば、小学時代のことを思い出すことがあるでしょう。
それと同じかどうかよくわかりませんが、犯罪被害のあった場所に行くと、犯罪のことをどうしても思い出さずにはいられなくなります。
ですから、一度住居侵入窃盗をされると、もう、その家で、安心して、幸せな気持ちで住むのは非常に難しくなります。
(実際、この事件後、父はほどなくして引っ越しました)
住居侵入窃盗の一番の被害は、財産よりも、むしろ心に与えるダメージであると強く感じます。

住居侵入窃盗ですらこのような大きなダメージがあるのですから、住居侵入強盗や、住居侵入強姦等の犯罪であれば、ますます、回復しがたい多大なダメージを被害者の方に与えてしまうのであろうと思います。そういった犯罪の自白事件の加害者の弁護をするときには、取り返しのつかない犯罪ですが、それでも、加害者の方に、少しでも被害者の心情や苦しみや苦痛を想像して、心からの謝罪を述べてもらうことが、弁護の出発点だと思っています。

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カテゴリー:刑事事件 comments(0) 10:46 PM 

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