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刑事事件専門 弁護士中澤剛のblog

2015年10月2日

若者の窃盗事件

author:弁護士 中澤 剛

最近、20代の窃盗事件を立て続けに2件ほど受任。
国選。

逮捕されたいとか、人生どうでもよくなったとか、そういう動機を話す若者。

あながち、言い逃れではないように感じる。

話していると、人生に対する絶望感を感じているような、そういう心の深い、冷たい、暗い闇に触れてしまったような気がして、驚き、ヒヤリとした気持ちになる。

誰か偉い人が、絶望は死に至る病とか言ったらしい。
絶望は、犯罪に至る病でもあるようだ。

自分の人生に絶望するとどうなるか。
人間、自分にとっては、自分の人生が全てだ。
社会は、自分の人生の周囲にすぎない。自分の人生がどうでもよくなれば、自分の人生の周囲にある社会もどうでもよくなるだろう。
そして、社会がどうでもよくなれば、反社会的行為をしたってかまわないということになるだろう。

自分の人生を大切に思えない人間は、社会に害悪を及ぼす危険性が高くなる。そう言ってもいいかもしれない。
社会とは、他の人のことだ。他の人間のことを大切に思えるようにならなければ。

でも、そのためには、自分の人生に希望を持てること
それが出発点な気がする。

では、どうしたら自分の人生に希望が持てるのか。

自分には答えはない。
一つには、支えてくれる人がいることだろうか。苦しみを共感して、理解してくれる人がいることだろうか。
あるいは、強制収容所でも希望をうしなわなかったVフランクルのように、心の持ち方次第なのか。
絶望している人と、希望をもって生きている人の違いは何なんだろう。

今、私は、最近の事件を通じて、若い人たちの心を、絶望が蝕んでしまっているのではないかと、強く懸念している。


カテゴリー:刑事事件 comments(0) 10:50 PM 

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