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刑事事件専門 弁護士中澤剛のblog

2014年5月22日

逮捕に強い東京の刑事事件専門弁護士・・・勾留請求を阻止しました。

author:弁護士 中澤 剛

昨日は,昨日未明(一昨日の深夜で日付が代わって昨日というタイミング)に逮捕された人に接見に行きました。

逮捕されると,身柄拘束時から48時間以内に検察庁に送られることになっています(刑訴法203条1項)。

参考:刑訴法203条1項
 司法警察員は、逮捕状により被疑者を逮捕したとき、又は逮捕状により逮捕された被疑者を受け取ったときは、直ちに犯罪事実の要旨及び弁護人を選任 することができる旨を告げた上、弁解の機会を与え、留置の必要がないと思料するときは直ちにこれを釈放し、留置の必要があると思料するときは被疑者が身体 を拘束された時から48時間以内に書類及び証拠物とともにこれを検察官に送致する手続をしなければならない

ですから,例えば1月1日の深夜1時に逮捕された人は,法律上は,1月3日の深夜1時までに送検しなければなりません。

ですが,例えば夜中の0時30分に送致手続きをするのは無理なので,現実には,翌日(1月2日)に送検されることになります。

要するに,逮捕の時間がこのように深夜未明のケースでは,送検されるまでたった一日しかないのです。昨日の事案も同様です。
もっと言えば,昨日は接見に行ったのが午後2時で,送検されるのは今日の午前なので,送検されるまでの時間は半日しかありませんでした。

検事に送検される前に,色々と資料を狂ったような勢いで(?)準備しないと,通常,検事は勾留請求してしまいます。そして,裁判官が勾留決定をしてしまいます。そうすると,捕まった人は,さらに10日,20日と勾留されてしますのです。

これを阻止するために,資料をたくさんそろえ,検事に意見書を提出し,勾留請求を思いとどまってもらうのは,大事な弁護士の仕事です。(勾留請求されたら,今度は裁判官に,勾留決定しないよう働きかけ,勾留決定されたら,準抗告という手続きで裁判官の決定に不服を申し立てることになります)。

何度か書いたことがありますが,私はこの仕事が好きです。限られた短い時間の制約の中で,その世界に没入するといいますか,特殊な心理状態になります。締切効果という状態かもしれません。明日までという時間以外の明後日とかそういった先の時間の意味合いが無くなると言いましょうか,ともかく明日という時間が迫りくる中で,関係者と連絡を取り準備を整えます。

ところで,こういう場合,だいたい,弁護士がいきなり連絡をすると,詐欺師と間違われます。
「緊急の事態です!示談金を事前に用意しておいてください!そうでないと大変なことになります!」と見知らぬ他人から言われれば,誰でもオレオレ詐欺を疑うでしょう(笑)。私は,こんな言い方はしないですが,冷静に話しても,相手の方から疑われているのをヒシヒシと感じます。毎度のことという感じです。
これは,もう仕方ないと思って諦めています(笑

ともかく,昨日はなんとか検事に対する書面を作り,今日検事に提出し,なんとか釈放して頂けました。
理解ある検事さんで良かったです。

ところで,検事さんは,起訴前だと理解があるのですが,起訴後だと,特に否認事件では,急に頑なになるような気がします。
起訴後だと,たとえ無罪の可能性があっても,被告人に有利な証拠は隠してでも有罪立証に全力を注ぎます。
もう少し,起訴後も,有罪を取ることだけに注力するのではなく,公平な立場で業務をやって頂けたら,と感じてしまいます。

ともあれ,逮捕翌日という短期間に無事釈放されて安堵です!

今日はこれから,大好きな刑事弁護フォーラムに出席です!

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カテゴリー:刑事事件 comments(0) 5:38 PM 

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