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刑事事件専門 弁護士中澤剛のblog

2014年6月29日

逮捕に強い東京の刑事事件専門弁護士・・・検察官の勾留請求が却下されました-2

author:弁護士 中澤 剛

おとといの当番の事件は、検事の勾留請求は阻止できずでしたが、裁判官に今日意見書を出して、裁判官の勾留請求却下決定を得ました。

被疑者は無実だと確信しまして、黙秘してもらいました。

捜査機関に対しては黙秘したままで、勾留却下決定をもらえました。

無実ならしゃべれば?と思うかもしれませんが、無実の人がしゃべることにも、多大なリスクがあります。記憶違いだってあります。記憶違いでも、事実と違うとなると、「嘘を言っている。自分の罪を免れようと嘘を言っている。この被疑者の言い分は信用できない。犯人だから嘘を言っているのだ」と決めつけられるリスクが極めて高まります。
 無実の人が弁解をして、冤罪になる実例はいくらでもあります(有名な足利事件もそうです)。
 だから、無実だからこそ黙秘してもらうのです。

世間では、黙秘について批判がありますが、たとえば、今日、通勤中のある時点で、左にいた人が男性か女性か覚えていますか?人間の記憶とは、非常にあいまいで不確かなものです。

とにもかくにも、今日は黙秘しつつも勾留請求が却下されました。
多少は、人質司法に変化が見られるのかもしれません。

今週は、勾留(や勾留延長)との闘いに追われた1週間でした。多くの敗戦。
この事件も、勾留はほぼ間違いないとおもっていましたが、とにかく最大限できることはやりました。
その結果の、奇跡的な勾留請求却下でした。

裁判官が良い人だっただけかもしれません。

とはいえ、こういう決定がたまに出るから、とにかく絶望的でも準抗告なり、意見書の提出なりという、機動的かつ膨大な準備が必要でほとんど報われない仕事でも、わずかな希望を信じて、明日からも頑張らねばいけないのであります。

昨日の刑事弁護フォーラムの総会は、この件におおわらわで出席できませんでした。痛恨ですが、無実の人の人生がめちゃくちゃになる瀬戸際だったので、やむなしです。

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カテゴリー:刑事事件 comments(0) 1:50 AM 

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