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刑事事件専門 弁護士中澤剛のblog

2014年5月23日

逮捕に強い東京の刑事事件専門弁護士・・・PC遠隔操作事件

author:弁護士 中澤 剛

PC遠隔捜査事件は、部外者から見たら、なかなかドラマチックな展開になっております。

が、一弁護士の立場から見ると、やはり弁護士の活動が関心の対象となります。

ところで、今回、弁護士は被疑者に騙された形になったと報道されています。
実際に騙されていたのかもしれません。

いずれにせよ、一つ問題提起したいのは、「騙された弁護人は無能なのか」ということです。

私の答えは、騙された刑事弁護人の方が有能である、というものです。むしろ、「嘘を見破っていた」刑事弁護人の方が、無能なのです(少し語弊がありますが、極論すれば)。

なぜか。

いうまでもなく、刑事弁護人の最大の職責は、冤罪の防止です。

冤罪の防止のために必須のことは、被疑者の弁解には騙されないことではないのです。それよりも、「有罪らしく見える」捜査側の理屈に騙されないことが必須なのです。捜査側の一見有罪に見える証拠に騙されないことが大事なのです。

被疑者の不合理に見える弁解を、「嘘と見破った」弁護士は、冤罪を生む危険があります。他方、不合理と見える弁解に「騙される」弁護人でなければ、冤罪を防げないでしょう。

繰り返しますが、弁護人の職責は、冤罪の防止です。
冤罪の防止ができるのは、被疑者の嘘くさい弁解に、「騙される」弁護人なのです。

なお、無論、盲目的に騙されるのではなく、証拠に照らしあわせて、被疑者と証拠を見ながら突合せをしていくことは不可欠です(その過程で、被疑者が自白に転じることもたくさんあります)。

「嘘を見破った」、「被疑者に騙されない」弁護士というのは、実は、捜査機関のもっともらしい証拠に騙され、冤罪を作っているだけの間抜けな弁護士なのかも知れないのです。

弁護士は、被疑者にではなく、捜査側に騙されないように仕事をすべきなのです。被疑者に騙されることは、何ら恥ずべきことではないのです。

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カテゴリー:刑事事件 comments(0) 11:58 PM 

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