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刑事事件専門 弁護士中澤剛のblog

2014年4月22日

逮捕に強い東京の刑事事件専門弁護士中澤剛・・・在宅事件で任意出頭を拒み続けると逮捕されるか

author:弁護士 中澤 剛

身柄を拘束されていない,いわゆる在宅事件の場合,警察や検事から,事情を聴きたいので○月○日に来てくれ,と要請されることがあります。

この要請は,法律上は,任意の取り調べと言って,強制力はありません。要するに,拒否してもよい,ということです。

刑事訴訟法198条1項には,以下のような規定があり,1項ただし書きにおいて,任意の取り調べに被疑者が応じないで出頭しないで良いことが明記されています。(「出頭を拒み、又は出頭後、何時でも退去することができる。」)

(刑訴法198条1項)
検察官、検察事務官又は司法警察職員は、犯罪の捜査をするについて必要があるときは、被疑者の出頭を求め、これを取り調べることができる。但し、被疑者は、逮捕又は勾留されている場合を除いては、出頭を拒み、又は出頭後、何時でも退去することができる。

そうかと言って,このような警察の出頭をずっと拒み続けて大丈夫でしょうか。
刑訴法198条1項ただし書きの規定からすると,ずっと無視したり拒み続けても問題なさそうですが,実は落とし穴があります。

それは,ずっと拒み続けると,逮捕されるリスクがある,ということです。

なぜ,ずっと任意の出頭を拒み続けると逮捕されるリスクがあるかというと,逮捕の要件であるところの,①逃亡の恐れ②証拠隠滅の恐れ が存在すると認定されてしまう危険があるのです。
判例では,5回にわたって任意出頭することを求められたにもかかわらず,正当な理由もなく出頭しなかった事案で,逮捕の必要がなかったとはいえないと判断したものがあります。
ですから,「刑訴法198条1項ただし書きがあるから大丈夫だ」と安心していると,痛い目に遭う危険があります。

在宅事件は,捜査官との微妙な駆け引きが重要になりますから,弁護士を選任されることを強くお勧めします。

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カテゴリー:刑事事件 comments(0) 6:57 PM 

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