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刑事事件専門 弁護士中澤剛のblog

2014年5月13日

逮捕に強い東京の刑事事件専門弁護士中澤剛・・・供述調書の実態

author:弁護士 中澤 剛

前回,被疑者や被告人の供述調書が,実態よりも悪く記載されることに触れました。
この点は,私も弁護士になって始めて知り,愕然としました。 どういういことか,簡単にご説明します。

・そもそも,取り調べ時間が長いです。逮捕勾留され異常な精神状況にある中で,一日8時間とか10時間とか,長時間の取り調べが連日なされます。

・供述調書は,被疑者が一人で話をした掲載になっていますが,実際に作成するのは刑事や検事です。 (この過程で,取調官の主観がしっかりと入り込みます。)

・全文を,ワープロで,刑事や検事が作成します。長文のものだと,書きあげるのに,数時間もかけます。その間,被疑者は取調室の外で待たされていたりすることもあります。

・このような作文がされてから,被疑者に対して,一気に調書の内容を読み上げます。 このように作られた調書に対して,「ここは違うから直してくれ!」と異議を言える被疑者がどれだけいるでしょうか??? たいてい,言いなりになってしまいます。 その調書のたった一言が,有罪無罪を分ける分水嶺であることもあります。 それでも,そこまで重要なことだと気づいている人がどれだけいるでしょうか。

そのような調書を重視して,裁判が行われてきたのです。 これでいいのか!?ということです。
裁判が,法廷ではなく,捜査を重視してされてきたのです。 公判廷を重視する公判中心主義ではなく,密室での取り調べを重視する,捜査重視主義がまかりとおってきたのです。

このような実態を知るにつけ,刑事弁護人の役割は重大であると強く感じているのです。

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カテゴリー:刑事事件 comments(0) 10:47 PM 

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